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EXPO

時は1970年、太陽のウラ。
──。

日進月歩、不効率を排斥し、まだ見ぬ空想の実現を疑わない太陽の表。
相対するウラでは、一見無駄な不効率に拘り、心にある些細な疑問を問い、今を純粋に抗う愚か者達がいた。

来ない夜明けを肯定し、誰しもが孤独であることを、
小さくがんばる博覧会”永遠深夜万博”が開催される。

象徴となるのは、スナネコ建設が建造した”十六夜月の塔”。(いざよいづきのとう)
廃棄する想いをエネルギーに変換し廻る時、猶予う誰かの追い風となれるのか。

これは、諦めない愚か者達の実験の博覧会である。